もっと通じる英語に! 英国英語音読本10/22発売
研究社の『イギリス英語でしゃべりたい!』シリーズの第3弾『イギリス英語で音読したい!』
10/22にいよいよ発売です。
英国英語(BE)で音読、しかも、誰でも知っているような英文学の作品を、BEらしい発音で音読したい。
その願いをかなえる本です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4327441201
しばらくぶりに、記事をUPしました。
ず~っとこの本の制作が忙しかったんです。
最近の本って、雑誌か!? ぐらいのペースで作ってるのが多いですけどね、これ、時間かかりましたからね
世のなかの「音読」本は、たくさん出回ってます。
でも、肝心の音読の仕方について書いてない
この単語はどう発音すればいいんだ
この文や句はどう読めばいいんだ
そういうことが書いてない
ボクは、そういう音読本を、つねづね謎に思ってました
音読の仕方が書いてない音読本って何
日本人って、そんなに英語、スラスラ読めるんですか?
いや、むしろ、通じるか不安な自己流音読を化石化させちゃうんじゃないか、って、心配してるんじゃないですか
とりわけBEマニアの人は、そんな思いが強かったんじゃないでしょうか
だから、ここで目指したのは、ちゃんと通じる英語、聞かされた相手が理解できる英語、しかも英文学にふさわしい格調高い英語、とにかく、BEらしい音読ができるようになる本をめざしたのです
でもね、格調高いBE発音で音読する方法が書いてある本って、なかったでしょ?
そこを詳しく解説したわけです。
悪いけど、ほんとに細かく、しつこく解説してます
その音じゃBEにはならない、みたいなこと、あちこちに書いてますから。
例えばね、英語って(BEに限らず)文脈によって、音の強さが変わる。
いや、なんと、長澤まさみ…いや長さまで変わるんですよ。
こういうのは、[t]とか[e]とか音ごとに説明した発音入門書では扱えない
音別に勉強してても、音読はできるようにならない、ってことです
今回は、そういうことを、イヤというほどしつこく書きました(どこから読んでもいいように、ってためでもあります)。
揚げ鶏、いやとりあげた作品は、さすが研究社というラインナップです
- 「ハンプティ・ダンプティ」(マザー・グース)
- ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』
- ビアトリクス・ポター『ピーター・ラビットのおはなし』
- チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』
- アーサー・コナン・ドイル『四つの署名』(「シャーロック・ホームズ・シリーズ」)
- ウィンストン・チャーチル首相スピーチ(1940)
- ウィリアム・ワーズワース「水仙」
- サマセット・モーム『月と六ペンス』
- カズオ・イシグロ『日の名残り』
- オスカー・ワイルド『幸福な王子』
https://www.amazon.co.jp/dp/4327441201
一応、アマゾンを紹介しましたけど、ビジネス書みたいなアマゾンキャンペーンとかはやりません…
予約の段階で冊数を競うつもりもありません
必要としている人に届けばいいのです