株式会社Heart-to-heart Communications (H2C) 代表の小川直樹です。
2013年6月、このH2Cを起ち上げました。
私は2013年3月まで大学教授を務めていました。
でも、教員研修・セミナーなどの社会人に向けての講座を担当し、気付いたのです。世の中には自分の持っているものを、本気で必要としている人がたくさんいる。自分の研究してきたものを、もっと世に広めていければ、もっと世の中の役に立てると。そこで、大学から飛び出し、起業したのです。
ところで、当社が提供するのは、さまざまな形のコミュニケーション技法。例えば、英語をもっと通じやすくするための発音法、あるいは説得力のある英語や日本語の話し方、そして男女の仲をもっとよくする技法などです。これらをセミナーやコンサルティング、あるいは出版物の形で、皆様にお伝えしていきます。
よりよいコミュニケーションができるようになれば、人々はもっとわかり合える、もっと幸せになれるのです。そうして、幸せの和を広げていくのが当社H2Cの使命です。
●なぜ発音が大事なの?
H2Cの主力商品は英語の発音のコンサルティングです。これは、H2C代表の小川直樹が20年以上にわたって研究してきた分野です。 でも、なぜ英語の発音は大事なのでしょうか。英語は発音よりも中身だ、という識者も多くいます(私のいた大学界でもこういう教授がたくさんいました)。
考えてみてください。あなたの近くに外国人がいるとします。その人の日本語はひどく訛っています。何を言っているかわからないほどです。あなたは、その人と話したいでしょうか。 おそらく望まないでしょうし、深い話などはしたくないでしょう。そう、訛りが強いと結局は相手にされないのです。
日本にいるとわかりませんが、日本人訛りの英語は、私たちが思っている以上に国際的には難解なのです。あなたも相手にされないような英語を話しているかもしれないのです。
それに、「発音より中身が大事なんだから、発音はいい加減でいい」と言いながら、例えばLとRの区別を無視して話す人がいるとします。この人は相手の持つルールを無視しているんです。そして、「俺は大事な話をしてるんだ。わかりたければ、お前が理解する努力をしろ」と言っているのです。あまりに不遜な態度ではないでしょうか。
ところで、子供に話しかけるときに、難しい表現は避けますよね。相手にわかってもらおうと思ったら、相手に合わせて話すことが必要なのです。それは、相手を大事にしているということです。 英語でも同じです。きちんとした発音を使うということは、相手を尊重しているということなのです。もちろん、世界中の人にわかってもらえます。 相手を尊重する表現だからこそ、英語の発音はもっと大事にされるべきなのです。